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[石田倉庫のアートな人々]#21 町田結香(画家)
「同級生だった星野裕介さんもちょうどアトリエを探していたので、石田倉庫のアトリエを2人でシェアすることになったんです。」町田さんは、武蔵野美術大学の油絵科を卒業、同大学で教務補助員として2年勤務の後、2017 年5月に、ここ石田倉庫にアトリエを構えました。

アトリエ展に向けて制作中の作品を前にアトリエにて。
町田さんと同室の星野さんがそれぞれのエスキース(下絵)を交換して、
作品を仕上げるユニークな試み。
星野さんのエスキース(下絵)と、描画に関する写真資料
町田さんの作品は何と言っても、人物の肌の質感や温度までが伝わってくるような表現と、定まらない視線とどこか物憂げな表情が印象的なこと。
「私は、人づきあいが苦手で。もっとうまくコミュニケーションが取れたらいいのになというコンプレックス が、人物画を描いている理由かもしれません。絵に対しても、見る人の無関心が一番怖くて。だから、見る 人に何かしらの感情を与える絵が描きたいと思っているんです。」


「自分が思っているほど」(油彩、キャンバス)1167 × 3701mm


町田さんは小さな頃から絵を描くことが好きで、母親から「美大へ行けば美術の勉強だけができる(=ずっと絵を描くことができる)。」と聞き、保育園の頃から美大へ行くと決めていたそう。
「それが受験のときに、受験のための絵ばかりを描かなくてはならなくなって、好きな絵を描くことを押さえられてしまって。でも、大学に入ってすぐの夏休みに必死に描いて出したコンクールの絵がきっかけで、セオリーに関係なく、自分の絵を好きなように描こうって決めたんです。」

「つながるということ」(油彩、キャンパス)910 × 727mm
(2012 世界絵画大賞 大賞受賞作品)
「よく自画像なの?と聞かれることもあるんですが、特にモデルがいるわけではなく、現実にはいない女の子を描くことが多いんです。だから毎日鏡で見ている自分の顔に似てしまうのかもしれません。絵には自分のその時の心の変化が影響されることが多く、見ている人から自分の絵について教わることもあります。人物画を描く人が多い中で、どうしたら自分らしさが出せるんだろうと考えて、今の作風にたどりつきました。」

「さよなら」(油彩、木製パネル)970 × 1620mm


「子どもの頃から、人との直接のコミュニケーションが苦手だった分、絵を描くことで人が反応してくれることや、絵を見て何かを感じてくれることに、とても喜びを感じていました。私にとっては、人とのコミュニケーションのツールが " 絵”だったのかもしれません。大人になった今も、こうして好きな絵を続けられる環境や、 親の理解、応援をしてくれる人が周りに多いことは、本当に有り難いことですよね。」

油絵以外でも、イラストレーションの制作やトートバッグや iphone ケースなどオリジナルのグッズのデザインも行なう町田さんの作品は、ホームページでも閲覧できます。

●町田結香さんのホームページ
http://yukamachida.wixsite.com/yukamachida

(文責:小林未央)
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